AIDの告知を娘にした時のこと
夫の無精子症の為 AID(非配偶者感人工授精)分かりやすく言うと精子ドナーさんの助けによって子供を授かり育児中のHanamiraiです。
今日は告知を娘にした時のことについて書いてみました。
告知をするのは子供が何歳の時?の記事に書いたのですが、そろそろ告知をするのに良いタイミングだなーと私が感じ始めたのが、イチカ6才前後の時でした。
そろそろだなと思った後は、特別に切り出すより自然に切り出したかったのでタイミングを伺ってました。
で、やってきました、タイミングが。
イチカ「Aくんとイチカ、〇〇なとこがちょっと似てるんだよね〰。もしかしたらAくんのパパのパパのパパのパパのパパのパパと、イチカのパパのパパのパパのパパのパパが同じなのかも〰(笑)」
子供は親に似る(遺伝)という知識があったイチカが話の流れでこんな風に話したのです。
あ、ちょうどいいタイミングだ、と思った私は切り出す事にしました。
私「前にさ、ママとパパに中々赤ちゃん来てくれなかったって話したでしょ?
実はね、パパにはパパの卵がなかったの。
赤ちゃんが出来るには、ママの卵とパパの卵が必要なのよ。その2つがくっついて小さな赤ちゃんになるの。
それでね、パパとママが赤ちゃん出来なくて悲しんで病院で相談してたら、パパの卵をプレゼントしてくれた人がいたの。
だからそのプレゼントしてくれた人の卵とママの卵でイチカが産まれてきてくれたんだ。
パパとママ、本当に嬉しくてね、プレゼントしてくれた人にはすごく感謝してるの。 そうそう、だから〇〇くんとイチカに似てるとこがあっても、パパのパパのパパのパパのパパのパパのパパが一緒っていのはちょっと違うかもね(笑)」
そんな風に説明しました。
その時の事をはっきりとは思い出せないのですが、私の説明で理解出来なかったところだけを聞き直し、内容を理解したあとは、ふーん、そうなんだー!と、普通に納得している様子でした。
その時のイチカは自然とその事実を受け止めている様子で、それ以上でもそれ以下でもない様子でした。
そしてあっさり、会話が終わったらすぐに次の事に意識が切り替わって違うことをしていました。
そしてその後も次の日も次の週も特段変わった様子は全くなく。
いたっていつも通りのイチカでした。
それなりに緊張をしてドキドキしながら告知をした私は、少し拍子抜け。
子供の時に告知を受けると大人が思っている以上に自然とAIDの事実を受け止める事が出来るんだな、と実感しました。
ただ、告知はこれで終わりではありません。
告知はどこまでも続いていきます。
イチカもその時の告知以来、たまにはAIDの事が頭をよぎっているようです。
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