AIDという家族のカタチ

夫の無精子症の為、AID(非配偶者間人工授精)で授かった子供たちとの過去・今・未来を綴るブログです。

It"s OK to be different みんな違ってみんないい

↑It"s OK to be differentという本、すごくおすすめなのです。

 

 

日本語で言うと、違ってたっていいんだよ、とか、みんな違ってみんないい、って感じでしょうか。

 

本の中身は・・・・

最後にゴールしたって、いいじゃん♪(亀さんの絵とともに)

ペットにみみず飼っちゃったっていいじゃん♪

車椅子だってOKじゃん♪

養子だっていいじゃん♪

ママが二人いたってじゃん♪

バスタブでマカロニチーズ食べたっていいじゃん♪

 

深刻そうな事もフフっと笑っちゃうような事も、色々違ってていいんだよ、というメッセージが可愛い絵とともに並んでいます。

 

最後には、

『みんな違ってて良いんだよ。

あなたは唯一無二の存在で、だからこそ大切で特別なんだよ。』

(すみません、私の意訳入っています。)

そんな愛あるメッセージで締めくくられます。

 

私のお気に入りの絵本です。

 

そう、そうなんです。

みんな違ってて良いんです。

 

私達はAIDという方法で幸せな家族を手に入れた。

父子の間に血縁関係はなく、周りのみんなとは違う。

でも、違うこと自体はなーーーんにも問題ないんです。

 

私達家族が幸せなら、それでいいんです。

 

AIDについて色々悩むポイントはあると思います。

でも、物事を複雑に考えていませんか?

 

人と違う事を必要以上恐れる必要はありません。

シンプルに子供を始め自分たち家族がそれで幸せになれるのか?だけを考えてみて下さい。

 

そもそもこれからの時代、漠然と人と同じように勉強して、人と同じように進学して、人と同じように就職して、周囲と同じような仕事をして生きていける時代ではありません。

(大概の仕事はAIがこなしてしまうようになりますしね。)

 

 

その人だからこそ出来る尖った部分を持った人材が必要とされます。

人は人、自分は自分。

自分が幸せになるためには何が必要か、自分は何が好きか、をシンプルに追求していく事がこれからの子ども達の世代には求められます。

 

人と違うことでも、それが自分のやりたいことで自分が正しいと思うなら突き進んでいく勇気を持った子供に成長して欲しいと私は常々思っています。

 

 

そんな事を考えていると、AIDも『ただの一つの個性、違い』だなあ、って思うんです。

 

我が家ではこの『It"s OK to be different』の絵本を子ども達にたまに読み聞かせるのはもちろん、事あるごとに『It"s OK to be different』だよ!と子ども達に言い聞かせています。

 

世の中には色んな人がいるよね。

考え方も違うし、見た目も違うし、性格も違うし、国民性も違う。

でも、違ってていいよね、みんな違ってるからこそ面白いんだよね!

違ってて困ってる人がいたら、助けてあげればいいもんね、と。

 

 

 

 

 

 

この本日本語版も出てますが、『ええやん、そのままで』という訳で、私としては何かしっくりこないのですが・・・。