AIDという家族のカタチ

夫の無精子症の為、AID(非配偶者間人工授精)で授かった子供たちとの過去・今・未来を綴るブログです。

仲間が欲しいのはAIDで生まれた子供も同じ?

以前、AIDで家族になったみんな(AIDとは第三者からの精子提供です。)で集まったことがありました。

赤ちゃんから小学生まで。

10家族以上の大所帯です。

 

イチカに AIDの集まりがあるのだけれど、行きたい?と聞いたら『行きたい。』とのことで、参加させてもらいました。

 

集まりの最中では、あまり周囲とコミュニケーションを取るわけでもなく(笑)一人でリスのお家〜と言いながら枯れ枝や落ち葉でせっせと何か作ったりして遊んでいたイチカ

イチカ、割とそういう性格です。気心の知れたお友達との遊びだと一緒に遊ぶのですが。)

0歳の赤ちゃんにはメロメロになって可愛がっていましたが♬

 

 

が帰宅後あらためて、

『パパの卵をプレゼントしてもらって生まれた子たち、たくさんいたねえ!!』

と言ったら、

 

イチカ『小学校1年生の3人がそう?』と聞いてきた。

 

『違うよ。あそこにいた子供全員だよ。赤ちゃんもみーんな!』と答えたら。

 

イチカ、それを聞いた途端、突如目をまんまるにして、嬉しそうな顔になり、

『え? 全員?!! 全員??! 全員?! 全員?!! ぜいいんーーー??!』

と。

 

 

イチカ曰く、

パパの卵をプレゼントしてもらって生まれた子供はあまりいないだろうな、何なら自分たちの家くらいかなあ?と思っていたそう。

なので、同じ仲間がたーくさんいることを目の当たりにして嬉しかったそうです。

 

 

 

なるほど・・・・。

大人だってそうだもんね。

私も夫が無精子症と発覚したあと孤独感もすごかったです。

その後すまいる親の会の勉強会(AIDの自助グループの集まり)に参加して、ああ・・・自分だけじゃなかったんだ。こんなに同じ立場の人って現実の世界に存在するんだ・・・とホッとして心が安らぎ涙が溢れてきた日を思い出します。

 

人間やはり一人では生きられない。

仲間の存在って大人も子供も大切なのかもしれないなあ、とイチカを見て思いました。

 

 

もちろん、以前の私のようにイチカはAIDについて打ちひしがれてはいません。

普段はAIDの事など忘れ、お友達と遊んだり、ゲームや手芸や習い事を楽しんでいるイチカ

でもやはり心のどこかにはAIDの事も少しはあって、ちょっと寂しい気持ちを感じているのかもしれないなあ、とは思います。

イチカ、結構寂しがりやで繊細なところがあるので。。。。

(ちなみにその性格は告知前からなのでAIDは関係ありません。)

 

 

成長するに従って、少しづつAIDに対しての思いが暖かい気持ちに変わっていくといいなあ・・・♬

AIDの集まりに参加したことは、イチカの心にプラスに影響した様子。

もっともっとAID家族の環が広がっていくといいなあ・・・!

 

 

 

お読みいただいた方、どうもありがとうございました。

 

 

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