AIDという家族のカタチ

夫の無精子症の為、AID(非配偶者間人工授精)で授かった子供たちとの過去・今・未来を綴るブログです。

娘にとってもドナーさんは大切

久しぶりに投稿します。

全然記事を書けずに申し訳ありません。

 

最近、ちょくちょくAIDに関する話を上娘(AIDで生まれた)のイチカとします。

ですので忘れない内に記録しておきたいと思います😊

 

 

イチカイチカとニコの卵をプレゼントしてくれた人達さ、もしかしたらその二人も兄弟かもしれないよねー??」

(注:イチカとニコのドナーさんはそれぞれ違う方たちです。)

「んー、まあそうね、可能性は低いけど0ではないねえー!

ま、分からないけど、でも二人に卵をプレゼントしてくれた人達は、すーんごい素敵な人達なんだろうなってママ思ってるんだ😃」

イチカ「なんでー?」

「え、だってこんな素敵な子たちが生まれてきたんだからさ、プレゼントしてくれた人達もすごく素敵に違いないっ!」

イチカ(ちょっと照れて嬉しそうな様子)

 

イチカイチカの身体ってさー、卵をプレゼントしてくれた人のことをパパって思ってるのかなあ??」

「え?パパは、パパじゃん?? ?イチカはそう思ってるの?」

イチカ「違う。イチカはパパとは思ってないけどさ、身体はそう思ってるかもしれないって思ったの。」

(なるほど。遺伝的にはドナーさんが父親だから、感情のない身体自体がドナーさんを父親と思ってるかもしれないという理屈か(笑)魂の父親はパパだけどってね。面白い解釈(笑))

「なるほどね(笑)でもそれはママには分からないわ(笑)イチカの身体に聞いてみて(笑)」

イチカ「えーだって聞けないじゃん(笑)」

 

イチカ「パパって卵がなかったでしょー?イチカはパパの子供だから、イチカも将来赤ちゃん出来ないかもしれないよねえ・・・。」

「いや、イチカは卵プレゼントしてくれた人の卵とママの卵で赤ちゃんになったから、パパの卵ないのは関係ないよー。だから大丈夫!」

イチカ「そっか。ママ、卵プレゼントしてくれた人に感謝してるんでしょー😃?」

「そりゃもちろん!」

イチカ(笑いながら私にマイクを向けるジェスチャーで)「ハイ!卵をプレゼントしてもらった時、ママはどう思いましたか?」

「えーー、もうそりゃ嬉しかったよー!今まで赤ちゃんは出来ないって思ってたのがさ、プレゼントしてもらったからこれで赤ちゃんに会えるかもしれないー😭✨って。」

イチカ「ふーん😄」(嬉しそうにニコニコしながら)

 

 

以上、ここ最近にイチカとの間にあった会話の再現です。

イチカと会話をしていて感じるのは、イチカにとってドナーさんはパパではないけど、どこか大切な存在なんだろうなという事です。

私がドナーさんに感謝をしていたりプラスの感情を持っている事を伝えると、

すごく嬉しそうにするイチカなのです。

たまに私がドナーさんに感謝しているのを確認するかのような質問をしてくることさえあります(笑)

 

又、親のAIDやドナーさんに対する感情は、

子供にものすごく影響を与えているのを感じます。

親がAIDやドナーさんに肯定的だからこそ、子供もAIDやドナーさんに対して肯定的になれるのですよね。

 

だから、AIDに対してネガティブな感情を持ったままAIDに進んでしまうことは絶対にやめてほしいし、

 

逆にAIDやドナーさんに感謝して肯定的な感情を持てているのであれば、AIDに進むことを極度に恐れる心配はないんじゃないかな、と思います😊

 

本日は以上です、又時間がある時に記事を書きに戻ってきますね。

 

今Withコロナ時代で、AIDの勉強会も開催されず、前に進みにくく辛い思いをされている方もいらっしゃると思います。

私に答えられる質問でしたらいつでもお答えしますのでお気軽にコメントを下さい。

 

ではでは。