AIDという家族のカタチ

夫の無精子症の為、AID(非配偶者間人工授精)で授かった子供たちとの過去・今・未来を綴るブログです。

多様性を認めれば誰もが生きやすい世の中になる

三者が関わる生殖医療だけでなく、ステップファミリーLGBT・障がいを抱えた方達

 

こういったマイノリティの方たちは多かれ少なかれ世間からの風当たりの強さを感じることもあると思います。

 

皆が心穏やかに暮らせるよう、色んな家族の形が認められたらいいのにな、と思うと同時にもう一つ思うこと。

 

 

みんなが多様性を認めると、みんなにとっても社会がもっと生きやすくなるのにな、という思い。

 

例えば、ワーママVS専業主婦・・・のような不毛な争い。

昔は保育園に子供を入れるなんて可愛そうだ。

子供のためにも母親は家にいるべきだ、なんて言われていた。

 

それが今の時代は真逆で、専業主婦は一人前でないかのような言われ方をすることも多い。

 

ワーキングマザーか専業主婦か、どちらがいいのかなんて、そもそも社会が決めることじゃないと私は思う。

 

昔社会の風潮に流されて働きたいのに専業主婦をしていた女性も少なからずいただろう。

逆に今の世の中、本当は小さな我が子と日中も過ごしたいと思いつつ、働くべきだという強迫観念にかられて共働きをしているママもいるだろう。

 

そういう人たちって幸せなのかな?

個人のあり方について、こうあるべきだなんて社会が決めることではない。

 

その家族が幸せで居心地がいいなら、今も昔も専業主婦だろうがワーママだろうがどっちだっていい。

もちろん、男性が主夫になって女性が働くのもいい。

 

それなのに国や時代によって変わりゆく固定概念に、私達って多かれ少なかれ縛られ振り回されながら暮らしている。

 

大企業に勤めたほうがいい、

転職はしないほうがいい、

学歴は付けたほうがいい、などなど。

これもでも崩れてきてはいますけどね・・・。

 

本来ならその人個人の幸せの形を優先すべきなのに、社会の風潮に合わせることが優先されてしまっている現実。

とっても窮屈だな、と思う。

 

一人ひとり、その家庭ごとに、幸せを感じる軸は違うはず。

 

自分は何に幸せを感じていてどう生きていきたいのか。

 

一度、それをとことん考えてみるのが良いと思う。

 

自分がどうすれば幸せになれるのか、その答えは自分自身の中にしか存在しないのだから。

 

 

 

多様性を認めるって、言葉にするとなんだか難しいけど、

『一人一人の個性や考え方をみんなが尊重すること』

 

他人の考え方を理解できなくてもいいんです。

自分はこんな考え方はしないな、って思った時に、でもこの人はそういう考え方をしたんだな、と認めてあげることが大事。

認めて尊重してあげるだけでいいんです。

全てを分かり合うなんて、理想かもしれませんが現実は無理ですから。

認め合うだけで、充分みんながとても生きやすくなります。

 

そしてもう一つ大切なのは、他人の多様性だけでなくて自分の多様性も認めてあげること。

自分がこうしたい、自分にとってはこれが幸せということが分かったら、ちゃんとそれを認めてあげて欲しい。

社会的な流れや世間の目がそれに批判的だったとしても。

 

自分の多様性を認めてあげないと、自分自身苦しみ続けなければなりません。

 自分が他人と違った時にも自分のその多様性を認めてあげることは、自分の幸せの形に一歩近づくことでもあります。

 

他人の多様性を認めてあげる前に、実は自分の中の多様性を認めてあげる方が大切なのかもしれませんね。

自分の多様性を認めてあげた人は、他人の多様性も認めてあげられるようになりますから。

 

そうやって少しづつ多様性を認める輪が、世界の中に広まっていくといいな、と思いこんな記事を書いてみました。

 読んでくださった方、どうもありがとうございます!

 

 

 

 

にほんブログ村 赤ちゃん待ちブログ 精子バンク・精子提供へ
にほんブログ村

 

にほんブログ村 赤ちゃん待ちブログ 無精子症へ
にほんブログ村