もしパパの卵から生まれていたら、と夏の思い出
長い夏休みが終わりました。
夏休み中もブログをたまには書きたいと思いつつ、全く書けませんでした。
もしお読みいただいてる方がいたら大変申し訳ありません。
帰省をしたり、娘のお友達達と遊んだり、旅行に行ったりしていたら、キャパの狭い私にはブログを書く余裕がなくなり・・・。
しかも、しばらくAIDの事を考えずに過ごしていた私は、いざブログをまた書こうと思っても書けずに今固まっています・・・。
ですので夏の子ども達の様子と、唯一夏の間にしたAIDについての会話について書くことにします。
この夏、前半はお友達とたくさん遊び、ばあばの家でいとこと沢山遊び、お祭りにも行ったり、海遊びを満喫したり、子ども達のとびきりの笑顔をたくさん見れた夏休みでした。
滞在していた南国の島では、
どこまでも広がる青いそら、青の濃淡が美しい海。
海の中の怖かったり可愛かったりするお魚達。
カクレクマノミが珊瑚の中や外をぐるぐると泳いでる姿はため息が出るくらい可愛かったです。
特にニコ(次女4歳)は長い間4人家族のカクレクマノミの様子を見つめていました。
小さな赤ちゃんクマノミに釘付けでした。
浜辺に転がっている様々な貝がらを夢中になって拾う子ども達。
親の私まで駆り出されての貝殻探しです。
小さな小さな赤ちゃんヤドカリを乗っけたヤドカリ母さんを見つけた時は、赤ちゃんヤドカリが次にお家に出来そうな少し大きめの巻き貝を探してプレゼントしていたイチカ。
子ども達はその全てに夢中になって遊んでいました。
やはり自然っていいなあ。
子供がいなかった頃は単純に自分の楽しさを求めていましたが、今はそんな楽しそうな子ども達の顔を見ることで自分も楽しく幸せな気持ちになる。不思議ですね。
南国の地での滞在も終わりかけの頃、珊瑚の研究をしている大学について特集をしているテレビ番組を見ました。
イチカ、研究にとても興味を持ったよう。
テレビに向かって、「これしたい!!」と叫んでいました。
色々経験して肌で感じてやりたいことや好きなことが増えてゆく。
素晴らしいな。
私も子ども達に負けないよう、自分のしたいこと探していかなきゃですね。
そんな南国での毎日を過ごしている時、移動中のレンタカーの中でイチカが突然言い出しました。
明るい表情で普通のトーンで。
「もし、ママの卵とパパの卵が両方あってイチカが生まれてたら、イチカはどんな子になってたんだろうねえ?」
急だったので何のことか一瞬分からなかった私ですが(笑)、
「でもパパの卵とママの卵だと、もうそれはイチカではなくなっちゃうからねえ・・・。」
と答えました。
以前にもこの質問を受けた記憶があります。
出来ればパパの卵で生まれてきたかったイチカなので、たまにフッと考えるのでしょうね。
でも、その質問をした時のイチカの表情と声のトーンから察するに、思いつめているというのではなく、本当にフッと何気なく頭をよぎったような様子です。
柔らかい明るい表情をしたままの質問だったので・・・。
いつかドナーさんの卵から生まれてきたのも、それはそれで良かったなあなんて思う日が来るのかしら。
親の私はそう思ってるのだけどねえ。
どうなんだろうなあ。
多分パパの事が好きだから故に思うことなのだろうから、パパの卵から生まれたかったと思ったままでもいいのかもしれないしね。
でもこうやって気軽にAIDの会話を親子で出来るのは素晴らしいこと。
ずっとそういう親子関係のままでありたいものです。
休みボケのまま書いたリハビリのような記事ですが、お読みいただいた方ありがとうございました!
おかげで書きたいことを一つ思い出したので、次回はそれについて書こうと思います。