AID告知の仕方はその家族に合ったやり方で
AID(非配偶者間人工授精)で子供を授かった際に考える告知。
子供にどのように切り出したらいいのか・・・と思い悩むこともあるでしょう。
こうしなければならない、という決まりはありません。
いくつか下に例を上げておきます。
これを参考に、もしくは組み合わせたり、はたまた独自の別のやり方でもOKです。
ただ、どんな仕方で告知したとしても共通する大切なことがあります。
告知は前向きな暖かい感謝の気持ちで行って下さい。
ドナーさんへの感謝
産まれてきてくれた子供への感謝
子供への溢れんばかりの愛情
そういった暖かい感情をたくさん添えて伝えてあげて下さい。
もちろん、パパの卵がなくて子供が授かれないとわかった時の辛い気持ちは伝えて大丈夫です。でも、その辛い気持ちもドナーさんや産まれてきてくれた子供のお陰でとても幸せな気持ちに変わったことをしっかり伝えてあげて下さい。
親がAIDに対して前向きに伝えなければ、子供がAIDを前向きに捉えられるはずがありません。突き詰めると、私達親もAIDに前向きになってからAIDに進む必要があるとも言えますね。
☆関連記事はこちら→AIDに進んで良いのかどうかは人それぞれ違う
家族皆が暖かい気持ちで、自然に告知の最初の一歩が歩み出せますように。
では、早速告知の仕方について例をあげてみます。
告知の仕方①
子供の誕生日のパーティーの楽しい雰囲気の中で伝える。
お兄ちゃんお姉ちゃんになったから大切なことを伝えるね・・・といった雰囲気で。
→楽しい思い出とAIDの事実がくっついて、AIDの事も前向きに捉えられる効果があるそうです。
告知の仕方②
産まれたときからずっとAIDについてたまに話をしてあげる。
1番自然に子供が告知を受け入れられる方法ですね。
ただ小さいうちは子供が周りに話してしまう可能性もあります。
周りにオープンにしている場合はいいですね。
告知の仕方③
告知の絵本を使ってエピソードを伝える。
AIDの告知の絵本や紙芝居があります。
それを読み聞かせてあげながら、我が家の場合はこうだったんだよー。
ママはこの時、こう思っていたんだよーなどと伝えてあげます。
絵本という取っ掛かりがあるので、話しやすいという方もいるようです。
告知の仕方④
日常生活の中でタイミングを見計らって伝える。
子供と、産まれた時の話や血縁が関係する話題が上がった時に、話の流れの中で自然にAIDのことを伝えます。
そろそろ告知のタイミングかなと思った時期に、我が家はこれで告知をしました。
自然な流れの中で話したので娘も自然にAIDの事実を受け入れてくれたように感じました。
☆こちらの記事も良かったらどうぞ→具体的な我が家の告知の様子
結局のところ大事なポイントは、
- 告知の仕方は自分たちの心地の良い方法でOK。
- でも感謝や愛情はたっぷり伝えよう。
ですね!!
今日もお読み頂きありがとうございました。